ブランド和牛とは？

品種による制限・格付による制限・飼育日数(期間)・出荷体重・餌の制限(必須・禁止等)・生産地域の制限・と畜・市場の制限・飼養制限・その他項目・出荷頭数・主な出荷先(地域)など、それぞれの機関が定めた基準をクリアした牛のみが、銘柄牛を名乗ることができます。

それぞれの機関によって定義が異なる為、基準の無い項目などもありますが、いずれにしても高い基準になっています。
また、ブランド牛にはその地名が付けられることが多いですが、肥育された地域の名前が付けられることが多く、子牛（素牛）は別の産地のものという場合が殆どです。

三大ブランド牛といった呼ばれ方を良く耳にしますが、公的に定められたものではなく、神戸牛・松坂牛・米沢牛・近江牛の４種の内、米沢牛・近江牛のどちらかを入れた３種が三大ブランド牛と呼ばれます。

この三大ブランド牛の神戸牛・松阪牛や米沢牛も素牛はほとんどが『但馬牛』で、それぞれの地域で生まれた子牛ではありません。

それぞれの地域の気候や生産者の努力によって、それぞれのブランド牛が誕生するのです。

地域ブランド和牛によっては、生産数が少ないためにその地域にしか出回らないものもあります。
しかし通販で手に入るものもありますので、希少価値の高い地域ブランド和牛も試してみましょう。