育った環境や肥育方法、こだわりの餌などの酪農家の工夫などの特徴を紹介します。
(※ 同一ブランドで全て同じとは限りません、酪農家に寄っての工夫などもあります。)
前沢牛 【岩手県】 |
但馬産のオスと島根県産のメスを交配させて開発した但馬牛系統の牛です。 内陸性の穏やかな気候と豊富な水、肥沃な緑の大地でササニシキやひとめぼれなどの上質の稲のワラと豊富な乾草を与え、牛の成長に合わせて適切な量だけ与えています。 ストレスを与えないよう、細かく気配り、牛舎の環境を整え、毛並みを整え、1頭1頭に話しかけ牛を安心させ、食欲増進にも繋げています。 |
仙台牛 【宮城県】 |
兵庫「茂重波号」血統の自県産の牛で、ササニシキやひとめぼれなどの稲わらを贅沢に食べて育ち、宮城は子牛の産地であることから、牛は生まれたときから宮城の空気の中でのびのびと成長しますので、肉質にぶれが少なく、格付け5等級という一定の規格を保った美味しい仙台牛が育ちます。 |
米沢牛 【山形県】 |
素牛は山形育ちが多く、目が届く40頭前後の牛を飼育し、わらの他に大麦、大豆、トウモロコシ、フスマなど国産の質の良いものを体調に合わせて配合をして食べさせます。 |
飛騨牛 【岐阜県】 |
現在の飛騨牛は、きめ細やかな「霜降り肉」を世に輩出した優秀な種雄牛である安福号の血統を必ず持っているといわれます。 飛騨地方は緑豊かな山々から湧き出る水と澄んだ空気、夏でも涼しい気候と、牛を育てるのに大変適した気候に恵まれています。 |
松坂牛 【三重県】 |
素牛は但馬牛で、角の形を整える工夫をしたり、体の血行を良くし皮下脂肪を均一にするためにマッサージや放牧など行い、ビールを与え食欲増進を図ったりします。 |
近江牛 【滋賀県】 |
現在は但馬牛でなくてもかまいませんが、殆どの素牛が但馬牛で、鈴鹿山系から湧き出る鉄分とミネラルを多く含んだ水質に恵まれた最高の環境の中で、狂牛病の原因と言われる肉骨粉などの動物性飼料は、問題視される以前から一切使用せず、熟練した専門農家が愛情を込めて育てています。 |
神戸牛 【兵庫県】 |
但馬牛のうち上質なものが神戸牛とされるので、生きた神戸牛は存在しません。 |
但馬牛 【兵庫県】 |
和牛の飼育に適しているといわれる山地、氷ノ山を中心に、鉢伏山、瀞川山、妙見山、蘇武岳など、標高1,000メートル以上の険しい峰々で飼育されます。 |
豊後牛 【大分県】 |
大分県産の素牛で、とうもろこし・大麦・大豆粕・ナタネ粕・ふすま・コーングルテンフィードを原料とし、牛の種類や飼育目的、地域や環境、発育ステージに合わせて、さまざまな配合飼料を使います。 |
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